・関心をもつこととは?
・敬意を持って接することとは?
こんにちは。はじめです!
4月から新しい職場になったり、今までと新しい人の出会いがあったりと毎日の中で変化があると思います。
そんな中でも「なんだか…合わないな…」と人間関係に悩むことはありませんか?
人間関係に悩むことは、誰にでも起きることです。
僕自身も人間関係に悩んでばかり。
それでも、朝が来たら仕事に向かってなんとかやっていくしかないと自分を鼓舞したりしていました。
でも、ある一冊の本を読んでいる中で、もしかしたこれは相手に対しての「敬意」が足りないことが原因なのではないか?と感じるようになりました。
なぜ、そのように考えるかと言いますと、
「なんだかうまくいかないな…」と考えている時は、決まって自分のことしか考えていないからと気がついたからです。
自分のことばかりになっていると、誰かから学ぶことが難しくなって成長のチャンスを失ってしまうことにつながってしまいます。
そこで今回は「敬意」を持って相手と接することで
・どういう意味があるのか?
・具体的にはどういう事をしていけばいいのか?
敬意といっても、ただ礼儀正しくするという意味だけではありません。
僕は敬意には、次の2つの側面があると感じています。
・関心持つことということ
・教えを乞うこと
この2つについて解説していきます。
1. 関心を持つということ
まずひとつ目は、「関心を持つこと」
自分の中に、どんな小さなことでも「気になるポイント」があるかどうかが大切です。
関心を持ち、それを見ようとするだけで、物事の見え方が少し変わることがあります。
小さな関心が視点を変える
たとえば、「バガボンド」という漫画の中でこんなシーンがありました。
あるとき、石舟斎が武蔵のもとに切り花を送ります。
普通の人から見れば何の変哲もないただの切り花です。
ですが武蔵は、その切り口を見て「只者ではない」と直感しました。

一方で、同じ花を送られた伝七郎は「こんなもの」と言って見向きもせず、すぐに捨ててしまいました。
もし伝七郎が、武蔵のように花に込められた意図に気づくことができていたら、後の勝負も違う結果になったかもしれません。
つまり、目の前のものに「どうせ大したことない」と決めつけず、関心を持って見てみることで、相手や物事に対して自然と敬意が生まれるのです。
関心持つための方法
と言ってもどんなことにも関心を持ってみることと言われても難しいと思います。
そこで関心を持つための方法をいくつかのステップに分けていきます。
1️⃣ 自分との関連性を探す
まずは、自分との関連性をみつけることです。
自分と関連性を感じることで急にものごとが見えやすくなることがあります。
これは、心理学で言うと「カラーバス効果」と呼ばれるもの。
例えば
自分が野球をやってた経験があったりすると、野球に関することが目に着くようになっていきます。
ですので、”人に会いに行く”前に自分との関連性を紙に書き出して起きましょう。
・年齢は近い?
・仕事は、どんなことをしている?
・副業は、どんなことに取り組んでいる?
・どのくらいの期間で続いているの?
・普段どのくらい取り組んでいる?
自分との関連性が見いだせるとどんどん興味を持って質問することにつながっていきます。
ですので、まずは自分との関連性を見つけてみてください。
2️⃣ 自分の知っている人と似ている部分はないのか?
ふたつめは、「自分の知人と似ている部分はないか?」です。
自分との関連性がなかなか見つけられなかった…
となるとそこで止まってしまう可能性があります。
そこで自分の知っている人物と共通点を探します。
・自分の家族
・友人
・会社の同僚、上司
・学生時代の先生
共通点を見つけることができたら、この人はどんな風に考えているんだろう?と考えを巡らせてください。
難しいと感じたら、チャットGPTを使ってその人物の特徴から「どんな風な考えか?」を質問してください。
自分の視点では、見えていなかった部分が「他人の視点」に立つことで見えてくることがあります。
2. 教えを乞うということ
敬意のもう一つの形は、「教えを乞う」姿勢を持つことです。
「自分とは違うからこそ学べる」
「自分にはできないから関係ない」と思ってしまうと、そこに学びは生まれません。
僕には友人の中でも多くの学ぶことがあります。
その友人は美意識が高く、時々高価なブランド品を購入します。
一見すると贅沢にも見えますが、彼はそのモノに対して強いリスペクトを持っているのです。
・「どうしてこれが欲しいのか?」
・「誰がどんな想いで作ったのか?」
・「この形にはどんな意味があるのか?」
彼のそんな姿を見ていると、自分も同じようにそのものに対して興味が湧いてきていました。
また、別の友人からもまなべることがありました。
彼はフェスに行ったり、旅行に出たり、ロードバイクの大会に出たり、家族のために動いたり、転職を決断したりします。
これらの行動力を見て、「自分にはできない」と決めつけてしまえば、そこで終わりです。
でも、
・「もし自分が転職したら何をする?」
・「どこがすごいと感じた?」
と自分に問いかけることで、自然と学びにつながります。
視点を変えれば、敬意が生まれる
伝七郎のように「自分が正しい」と思い込んでしまうと、物事に対する関心も敬意も失われてしまいます。
一方で、「自分はまだ修行中の身だ」と認めてみれば、
たとえ相手が自分より強くても、弱くても、そこから学ぶ姿勢が持てます。
教えを受ける姿勢になる方法
教えを誰かから受けるためには、大切なことがあります。
それは、自分の失敗した経験を思い出して忘れないこと
「失敗は成長の種になる」という言葉がありますが、これはここからがスタート地点になるからです。
完璧な人なんていません。
だからこそ、失敗があるのです。
・恥をかいた
・悔しい思いをした
・自分が情けなく思えた
そんな経験が、自分にとっての「関心の芽」になります。
失敗は、敬意と学びの始まりなのかもしれません。
まとめ

敬意とは、関心を持ち、学ぼうとする姿勢
小さな「気になる」を大切にする
違いを受け入れ、学ぶ心を持つ
失敗も成長のチャンス
どんな相手にも、どんな経験にも、学びがあります。
そしてそれが、自分をより豊かに成長させてくれるのではないでしょうか。
なかなかうまくいかない気持ちが折れていても,前に進みません。
できることからコツコツと頑張りましょう
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